自作キーボードをQMK Firmwareに対応させる
pro microとUnix系OSの使用を前提として話をすすめる。
まずはcloneしてnew_project.shでテンプレートを作る。
❯ git clone https://github.com/qmk/qmk_firmware ❯ cd qmk_firmware ❯ util/new_project.sh your_keyboard_name ❯ cd keyboard/your_keyboard_name
次にconfig.hを編集。
MATRIX_ROWS
とMATRIX_COLS
をそれぞれ数合わせ。
#define CATERINA_BOOTLOADER
を追加しておくとRESETキーが使えるようになる。
BOOTLOADER = caterina
もrule.mk ファイルに追加しましょう。
MATRIX_ROW_PINS
とMATRIX_COL_PINS
は以下の画像の紫色の背景のP〇〇がポート番号なのでそれらを列挙。
次はお好きにkeymaps/default/keymap.c
を定義。
たぶんpro microではピンの数が足りないのでIO Expanderを使ったり、pro microを2つ使ったりして、その2つを通信する必要があるわけです。それらがめんどくさいという方はteensyを使うといいかもしれない。ピン数が多くて事足りるかもしれない。
IO Expanderを使うのであればまずはi2cかSPIの実装が必要です。 さらに使用するIO Expanderの使い方を覚えなくてはいけません。 MCP23017と言うIO Expanderを使うのであれば、こちらの実装を借りると良いかもです。
pro microを2つ使うのであればlet's splitの実装が参考になるかもしれません。
❯ cd ../.. ❯ make your_keyboard_name:default:avrdude
qmk_firmware
のディレクトリトップに戻ってmakeします。
書き込みが成功したらとりあえずQMKに対応です